ラボグロウンダイヤモンドと人工ダイヤモンド・合成ダイヤモンドって同じなの?
Posted by 岡崎晶子 on
日本ではまだまだ、ラボグロウンダイヤモンドという物・言葉の認知度は高くありません。
そこで、ラボグロウンダイヤモンドと人工ダイヤモンド・合成ダイヤモンドについてお話ししたいと思います。
ラボグロウンダイヤモンドとは“ラボ=Lab=研究所”、“グロウン=grown=育つ”の通り、研究所で育てられたダイヤモンドを意味します。
一方、人工ダイヤモンドとはどんな物質のものを意味するのか。それは、ラボグロウンダイヤモンドをはじめ、キュービックジルコニアやモアサナイトなどの総称とされています。
しかし、ラボグロウンダイヤモンドとキュービックジルコニア・モアサナイトとは大きな違いがあります。
それは、天然ダイヤモンドと同じ化学組成や物理的特性を持つか・持たないかです。
ラボグロウンダイヤモンドは天然ダイヤモンドと同じ物質・特性を持っています。ただ作られた過程が違うだけなのです。自然の中で時間をかけて作られたダイヤモンドなのか、人の手によって、研究所で作られたダイヤモンドなのかの違いです。
一方、キュービックジルコニア・モアサナイトはダイヤモンドとは違った物質で、違った特性を持ちます。つまり、ダイヤモンドではありません。
人工ダイヤモンドという総称の中に、ラボグロウンダイヤモンド・キュービックジルコア・モアサナイト等、いくつかの物質が存在します。皆様に、それぞれの石の存在を知っていただき、ラボグロウンダイヤモンドの魅力を伝えていきたいと思っています。